公園の池が水質改善で…?“水草”大量発生
福岡市の公園の池が大量の水草に覆われているといいます。大量発生の原因は?
福岡市の大濠公園で、池の広い範囲に大量の水草が。大濠公園の管理事務所によりますと、9月下旬ごろから水草が水面を覆うほど増えたということです。
影響は、ボートにも…。ボートのスクリューに水草が絡まるおそれがあることから、一部は使用中止に。
福岡市植物園によりますと、この水草はもともと池に生えている、「ホザキノフサモ」という藻の1種。この時期、成長のピークを迎えるといいます。
しかし、なぜこんなにも大量に増えてしまったのでしょうか。
福岡市植物園・吉積正孝さん「大濠公園の浄化工事が進んで水がきれいになったことで、太陽光線の通りがよくなって、光合成がしっかり行えるようになった」
池の水質が改善され光がよく差し込むようになったことや、秋にかけて晴れの日が多く気温が高かったことが原因と考えられるということです。
大濠公園の管理事務所では、9日から3日間、集中的に水草の除去を行っています。