史上最年少で四冠達成した将棋の藤井聡太四冠が、早くも五つめのタイトル挑戦のかかった大一番を迎えています。

藤井四冠は１９日、８大タイトルの一つ、「王将」への挑戦権をかけたリーグ戦で、近藤誠也七段との対局にのぞんでいます。

藤井四冠は去年、このリーグ戦で豊島将之九段らに３連敗し挑戦権を逃していましたが、今年は豊島九段らを破り全勝中で、１９日の対局に勝利すれば、「王将」への初挑戦が決まります。

そして、史上初の１０代での五冠達成をかけ、来年１月から行われる王将戦七番勝負で王将の渡辺明三冠との対決が実現します。

藤井四冠の史上最年少での四冠達成から、２０日で１週間となりますが、１９日の夜までには次のタイトル挑戦をかけた対局の勝敗が決まる見通しです。