“軽石”最新予測 伊豆諸島で影響長引くか
小笠原諸島の海底火山噴火による軽石についてJAMSTEC(=海洋研究開発機構)は22日、最新のシミュレーションを公開しました。
伊豆諸島では、今後も新たな軽石の接近が予測されていて影響が長引く可能性があります。伊豆諸島では軽石の接近が認められることから東京都が港にオイルフェンスを設置するなど対策が進められています。
海洋研究開発機構の最新のシミュレーションによりますと、今後も、沖縄方面から黒潮の流れに乗って新たな軽石が近づく可能性があるということです。来月に入っても伊豆諸島では軽石の接近が続き影響が長期化するとみられています。
一方、大量の軽石が漂着している沖縄地方では、季節風の影響で今後も海岸付近にとどまる軽石が多いということです。さらに風の影響で一部の軽石は西へ流れ宮古島周辺にまとまって近づく恐れがあるということです。