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知床沖観光船沈没から1年…犠牲者に黙とう「教訓の日としていかなければいけない」

2023年4月23日 18:34
知床沖観光船沈没から1年…犠牲者に黙とう「教訓の日としていかなければいけない」

北海道の知床沖で乗員・乗客26人を乗せ、観光船が沈没した事故から23日で1年がたちました。斜里町では追悼式典が開かれ、犠牲者に黙とうがささげられました。

事故から1年を迎え、斜里町内で開かれた追悼式典。犠牲者らの冥福を祈り、黙とうがささげられました。式典には被害者家族のほか、鈴木直道北海道知事や斉藤鉄夫国土交通相など約150人が出席しました。

斉藤国交相「監査や検査を行いながら、事故を防げなかったことについて、大変重く、真摯(しんし)に受け止めている」

また、斜里町内に設置された献花台には町民らが次々と訪れ、花を手向けていました。

斜里町民「遺族の気持ちを思うと本当につらいです」

捜索ボランティア・桜井憲二さん「知床という地域に暗い影を落とした日。これは10年、20年たっても消えない」「教訓の日としていかなければいけないと思う」

この事故では、乗員・乗客20人が死亡し、いまだ6人が行方不明となっています。

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