岸田首相が総裁選不出馬表明 地元・広島の受け止めは
岸田首相の総裁選不出馬の表明を受け、総理の地元広島では様々な声が聞かれました。
広島市内では不出馬の意向を伝える号外が配られました。
「真面目でいい人なのに、一生懸命されていたのをよくわかっているから残念」
「外から見ているイメージとして、何してもたたかれている印象しかない。表にプラスの効果として発言しているのが見えてこないので、こういう流れになっている印象」
地元・広島選出の自民党国会議員は…
広島2区 平口洋議員「今まで自民党の評判が悪いこともあったが、政治資金規正法違反ということで、かつてない出来事ですからね、ひたすら謝らなくちゃしょうがないと思うんですが、岸田さんもそれを感じられたのだと思う」
自民党広島県連の会長代理を務める県議会議長は…
自民党広島県連 中本隆志会長代理「自民党の総理総裁、トップとしてけじめをつけていかなければいけないということは、常日頃より私にもおっしゃっておられましたので、それが今だったのかと。しかしながら、良かったことは、G7の広島サミットを広島で開催し、大成功に導かれた。日本の国を全世界に今一度、平和の象徴ということで認識を新たにしてもらったのは大きかった」
被爆者からは核廃絶に向け、切実な思いです。
広島県被団協 箕牧智之理事長「核兵器禁止条約だけは前向きに進めてほしいと思った矢先。被爆者は高齢化している。被爆者どんどん亡くなっていく。非常に危機感がある。それなりの政治をしてほしい。それが願い」