両陛下、石川・穴水町の商店街を視察
能登半島地震の被災地への2度目のお見舞いに訪れている天皇皇后両陛下は、石川県穴水町の商店街で被災状況を視察されました。
自衛隊のヘリコプターで石川県穴水町に入った天皇皇后両陛下は、午後1時半ごろ、被災状況を視察するため、穴水町商店街に到着されました。
500メートルほどにわたるこの商店街は地震前、40ほどの店舗が営業していましたが、元日の地震で、半数以上の店舗が半壊するなどの被害があり、現在も半分程度しか、営業ができていないということです。
穴水町は能登半島地震で震度6強を記録し町内では、災害関連死を含む20人が亡くなりました。
町内では、現在15か所の避難所が開かれていて、およそ250人が避難生活を余儀なくされています。
12日は特別機の機体トラブルで羽田空港の出発が遅れたため、能登空港への到着は1時間ほど遅れましたが、両陛下は、昼食の時間などを調整して30分ほど遅れて能登空港を出発し、予定された場所は、全て訪問されるということです。
穴水町のお見舞いのあとは、自衛隊のヘリコプターで移動し、能登町を見舞われる予定です。
両陛下が、能登半島地震発生後に被災地を見舞われるのは先月22日に続き2度目となります。