個人情報流出…120万件はNTT西の顧客情報
NTT西日本の子会社から約900万件の個人情報が流出した問題で、このうち120万件は、NTT西日本の顧客情報だったことが分かりました。
NTT西日本の子会社「NTTビジネスソリューションズ」では、元派遣社員が約10年間にわたって、コールセンターの関連業務で入手した個人情報を不正に持ち出し、一部は名簿業者に渡った恐れがあります。
流出した個人情報は、企業や自治体など59の顧客の約900万件に上りますが、このうち120万件は、NTT西日本の顧客情報だったことが分かりました。
17日の子会社の会見では被害先を明らかにしていませんでしたが、その後、NTT西日本がホームページで公表していて、「“顧客”の立場なので、会見の後の公表になった」としています。
このほか、福岡県や大阪府の岸和田市、河内長野市などの自治体や、NTTドコモなども被害を明らかにしていて、大阪府堺市も被害に遭った可能性があるということです。