今年は寒暖差が大きく甘さが際立つ 横手市でスイカの出発式
横手市で夏の味覚スイカの収穫が盛んに行われています。本格的な出荷の開始に合わせ関係者が集まり出発式が行われました。今年は昼夜の寒暖差が大きく、甘味の乗ったおいしいスイカに仕上がったということです。
真っ赤な断面が食欲をそそる夏の味覚スイカ。
約260戸の農家が栽培に取り組む県内一のスイカの産地、横手市で出荷が本格化し、22日生産者などが集まって出発式が行われました。
JA秋田ふるさと西瓜部会 佐藤保 部会長
「生産者一同身を削る思いで生産し、送り出しているスイカ。今年もシャリっとした食感のおいしいスイカができたと感じでおります」
今年は7月に入ってから昼夜の寒暖差が大きかったため、甘味の乗ったおいしいスイカに仕上がったということです。
式では、総合的な学習の一環でスイカづくりに取り組んでいる地元の雄物川小学校の4年生が、スイカダンスを披露し盛り上げました。
「スイカ大好き、スイカ大好き」
シャリシャリとした食感と際立つ甘さで市場の評価も高い横手市産のスイカ。
今シーズンは例年並みの4500トンの出荷を見込んでいます。収穫は9月上旬まで続き県内のほか関東や関西など全国各地に出荷されます。