北朝鮮拉致被害者の家族らがワシントンへ出発 米政府関係者らに協力呼びかけへ
北朝鮮による拉致被害者の家族らが、アメリカの政府関係者らに拉致問題解決への協力を呼びかけるため、4年ぶりにアメリカ・ワシントンへ出発しました。
拉致被害者家族会・横田拓也代表「(コロナ禍で)国際社会に訴えかけることができなくて、この問題が国内世論もそうですが忘れ去られてしまうというリスクを常に感じながら活動に励んでまいりました。優先的にこの人権問題、命のかかった拉致問題解決のために理解をしてほしいんだということを真剣に伝えていこうと思っています」
アメリカを訪問するのは横田めぐみさんの弟・拓也さんや、田口八重子さんの長男・飯塚耕一郎さんらです。ワシントンでNSC(=国家安全保障会議)やアメリカの国務省の関係者らと面会する予定です。拉致被害者家族らがアメリカを訪れるのは2019年以来で4年ぶりです。