KMバイオロジクス、小児用ワクチンの臨床試験へ 5歳以下は国内初
新型コロナウイルスの国産ワクチンを開発中の「KMバイオロジクス」が国内初となる5歳未満の子どもを含む小児用ワクチンの臨床試験を始めると発表しました。
「KMバイオロジクス」は、現在、開発中の成人用ワクチンとは別に、小児用ワクチンの臨床試験を今月、始めると発表しました。
国内の18歳未満が対象で、6か月以上5歳未満の子どもも含むということで、国内で5歳以下を対象に含むワクチンの臨床試験は初めてとなります。
ワクチンはインフルエンザのワクチンと同じ「不活化ワクチン」という種類で、ファイザーなどのタイプと比べて副反応が抑えられることが期待されるということです。
一方、成人用も、今月から最終段階の臨床試験を始める予定です。
承認申請は40歳以下の成人用は今年9月にも、小児用は、年内を目指すということです。