はしか、都内での感染者を確認 世界各地で流行
世界各地で流行しているはしかについて、東京都は都内でも感染した人が確認されたと発表しました。
はしかへの感染が確認されたのは、大阪市内在住の20代の女性で、先月24日にアラブ首長国連邦から関西国際空港に向かう飛行機で日本に到着したということです。
この飛行機では、これまでに乗客8人の感染が確認されていて、女性も機内で感染したとみられています。
女性はその後、今月7日、新大阪駅を午後1時45分に出発した東海道新幹線「のぞみ」24号の6号車に乗って品川駅に到着。東京・銀座の飲食店を利用した後、ホテルに宿泊していましたが、翌日になって発疹と38℃の発熱があり、都内の医療機関を受診したところ、陽性が確認されたということです。
現在は入院中ですが、快方に向かっています。
はしかは極めて強い感染力がありますが、都の担当者は「はしかは2回のワクチン接種で予防できるため、早めに接種してほしい」と呼びかけています。