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ジャニー喜多川前社長の「性加害」再発防止特別チームが認定 事務所の「解体的出直し」へ…藤島ジュリー景子社長は「辞任」を

2023年8月29日 19:13
ジャニー喜多川前社長の「性加害」再発防止特別チームが認定 事務所の「解体的出直し」へ…藤島ジュリー景子社長は「辞任」を

ジャニーズ事務所の性加害問題を調査してきた「再発防止特別チーム」は29日に会見を開き、ジャニー喜多川前社長による性加害があったと認定しました。

その上で、事務所の「解体的出直し」のため、ジュリー社長の辞任を求めました。

会見場では、70ページ近くの調査報告書について、1時間半あまりにわたって説明が行われました。

再発防止特別チーム・林眞琴座長「ジャニーズ事務所におきましては1970年代前半から2010年代半ばまでの長期間にわたりまして、多数のジャニーズJr.に対し、広範に性加害を繰り返していたことが認められました」

これまで20人以上の被害者らにヒアリングを行ってきたという特別チームは会見で、ジャニー喜多川前社長による性加害があったと認定しました。

その上で、「一連の性加害は、絶対的な権力を持っていたジャニー氏が、デビューして有名になりたいという被害者の心情につけ込んで行っていたもの」と認めました。

また、性加害の背景として、同族経営によるガバナンス不全を指摘し、「事務所が解体的出直しをするため、藤島ジュリー景子社長は辞任すべき」だとしました。

さらに、「事務所が組織として性加害の事実を認め、真摯(しんし)な謝罪をすることが不可欠」とし、被害者に適正な補償をする制度を構築すべきだと提言しました。

ジャニーズ事務所は、29日の提言を受け、近く会見を開く方針です。

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