関東きょうも39℃超の危険な暑さ 午後は大気の状態不安定…天気急変おそれも
関東では31日(月)も強烈な日差しが照りつけて、猛烈な暑さが続いています。午後2時までの最高気温は、熊谷で39.2℃、鳩山で39.1℃と、埼玉県内で39℃を超える猛烈な暑さとなっているほか、群馬県の伊勢崎で38.6℃、栃木県の佐野で37.9℃、茨城県の大子で37.7℃、千葉県の牛久で37.7℃となるなど、各地で体温を上回る危険な暑さとなりました。東京都心も36.1℃と、8日連続、今月13日目の猛暑日となっています。
関東の1都6県には「熱中症警戒アラート」が発表されています。熱中症の危険性が極めて高い気象状況になっていますので、炎天下の外出はなるべく控え、冷房の効いた屋内で無理なく過ごすようにしてください。また、屋外でも屋内でも、こまめに水分や塩分を補給するなど、熱中症対策を万全に行うようにしてください。
■大気不安定“非常に激しい雨”おそれも
ただ、地上付近の気温上昇に加え、関東の上空6000メートル付近には-6℃以下の寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。山沿いを中心に雨雲が発生・発達し、局地的には雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となる所がありそうです。雨雲が予想以上に発達したり同じ場所に停滞した場合は、警報級の大雨となるおそれもります。
夏休みシーズンで山のレジャーなどに行かれている方もいるかと思います。天気が急変し、急に激しい雷雨になったり、川の水が急激に増水するおそれもありますので、空模様の変化に注意し、積乱雲の近づく兆しがあるときは建物や車の中に避難し、安全を確保するようにしてください。