秋本真利衆議院議員が洋上風力発電をめぐり風力発電会社の社長側から約3000万円を受け取ったとされる事件で、このうち約1000万円は、議員会館の事務所で現金で渡されたとみられることが、関係者への取材で分かりました。

秋本議員は、「日本風力開発」の社長から洋上風力発電をめぐり3000万円を受け取ったとして、東京地検特捜部から収賄容疑で家宅捜索を受け、会社側も5日、家宅捜索を受けました。

秋本議員が受け取ったとされる3000万円のうち、約1000万円については、議員会館の事務所で、現金で渡されたとみられることが、関係者への取材で新たに分かりました。

社長の弁護士は、賄賂性はないとしていますが、特捜部は、現金の趣旨について、慎重に調べるものとみられます。