認知症の人がホールスタッフ「注文をまちがえる料理店」都庁で限定オープン
認知症の人がホールスタッフを務める料理店が17日限定でオープンし、小池知事や都の職員らが認知症への理解を深めました。
17日、東京都庁の食堂で開かれたのは認知症への理解を深めることを目的としたイベント「注文をまちがえる料理店」です。
小池知事や都の職員およそ40人が客として来店し、60代から80代の認知症の人11人がホールスタッフとして注文や配膳を行いました。
認知症のスタッフ
「はじめての経験なので…」
小池都知事
「ばっちりです」
注文を数回確認するなどして接客を行ったほか、都庁の職員と会話を楽しむ場面もありました。
都の担当者は「認知症当事者の方と会話することが大事」と話し、正しい理解を深め、認知症の人の社会参加を進めていきたいと話しています。