8月1日~22日の大雨「激甚災害」に指定 東北や北陸地方に大きな被害
政府は、東北や北陸地方を中心に大きな被害が出た先月1日から22日までの大雨を「激甚災害」に指定すると閣議決定しました。これによって復旧に必要な費用に対する国の補助が引き上げられます。
「激甚災害」の指定は、災害復旧にかかる費用が一定の基準を超えた場合に適用されるもので、復旧に必要な費用に対する国の補助率が10パーセント程度引き上げられ、自治体の負担が軽減されます。
政府は30日、先月1日から22日かけて東北や北陸地方で大きな被害が出た前線に伴う大雨や台風8号による暴風雨を「激甚災害」に指定しました。道路や河川、農地、学校などの復旧事業に補助が適用されることになります。
この激甚災害指定に関する政令は来月5日に公布・施行されます。