“マイボトルでプラごみ削減”へ実証実験 都内の企業で
マイボトルを使うことでプラスチックごみの削減につなげたいと都内の企業で実証実験が始まります。
記者「洗うのが少し面倒なマイボトルですが、こちらの洗浄機を使うと20秒ほどで洗うことができ、環境への効果を目で確認できます」
カフェに設置された「マイボトル洗浄機」はフタについたICタグで洗った回数をカウント。同じ回数プラスチックのカップを使った場合と比べどれだけCO2を削減できたか確認できます。
ICタグを開発した企業とボトルメーカーが来月から行う実証実験では、社員200人がこのシステムを使い、マイボトルの利用回数が増えるかなどを調べます。
OECD=経済協力開発機構の報告では、世界のプラスチックごみは対策が行われない場合、2060年までに現在のほぼ3倍に増えると予測されていて、プラスチックの製造・処分で出るCO2や海洋汚染などが懸念されています。