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豊橋の“あゆちゃん”現役続行は? パリ五輪出場はかなわずも地元のエールに… 女子マラソン・鈴木亜由子選手

2024年4月3日 11:08
豊橋の“あゆちゃん”現役続行は? パリ五輪出場はかなわずも地元のエールに… 女子マラソン・鈴木亜由子選手
「鈴木亜由子杯」で笑顔を見せる鈴木選手

パリオリンピックの夢がかなわず失意の中にいたランナーが、地元・豊橋市のあたたかいエールを受け、再び立ち上がろうとしています。

地元の大会で触れたファンの声援 「まだそういう力が自分にあるのなら…」

豊橋市出身の女子マラソン・鈴木亜由子選手、32歳。3月24日(日)、彼女の姿は地元で開催された「穂の国・豊橋ハーフマラソン」の会場にありました。スタート前から地元ランナーに囲まれる鈴木選手。相変わらずの人気ぶりです!

今年から「鈴木亜由子杯」として開催されることになったこの大会は、出場者約3800人のうち3分の1が豊橋市民です。鈴木選手は大会をプロデュースする立場として、去年の秋から関係者と打ち合わせを重ねてきました。

女子マラソン 鈴木亜由子選手:
「豊橋で皆さんに支えてもらって成長したので、感謝の思いを伝える機会になれば」

そう笑顔で語る鈴木選手。しかし今、現役として大きな転機を迎えています。

自身の集大成と語った、3月10日(日)に開催された名古屋ウィメンズマラソンは、3度目のオリンピック出場をかけた最終選考会でした。粘りの走りを見せたものの、結果は3位。この瞬間、パリオリンピック出場の道が途絶えてしまったのです。レース後、鈴木選手は…。

女子マラソン 鈴木亜由子選手:
「挑戦できたことに悔いはないです。(今後については)まだ整理はつかない。パリオリンピックへの思いが強かったので、今は何も考えられないですね」

2週間後に迎えた、鈴木亜由子杯。現役続行か? それとも引退か? 悩める鈴木選手に対して、地元のランナーからは、いつも以上に温かいエールが飛び交います。

ゴールで出迎える鈴木選手の姿を見つけると、21キロもの道を駆け抜けたランナーたちは、疲れを見せず笑顔で駆け寄ります。そして、「名古屋ウィメンズお疲れさまでした! 最後まで本当にがんばったね」「いつも小さい体で精いっぱい走るのがカッコいい! がんばってください!」「最後までがんばってゴールする姿、力もらった」と、口々に応援や労いの言葉をかけました。

地元で目の当たりにしたランナーたちの姿が、鈴木選手の心を動かしたようです。

女子マラソン 鈴木亜由子選手:
「ゴール後、疲れてるけど気持ちを伝えたいのが伝わってきて、そこから力をもらいました。皆さんが自分の走りを見て、何かを感じてくれたり得るものがあって、まだそういう力が自分にあるのなら、がんばろうかなという気持ちになります」

果たして、鈴木選手の今後は? 再び力走する姿を見せてくれるのでしょうか?

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