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都内で梅毒患者が急増 臨時検査会場を開設

2023年3月3日 14:51
都内で梅毒患者が急増 臨時検査会場を開設

東京都内で梅毒患者が急増していることから、東京都は3日、臨時の検査会場を開設しました。

3日、新宿区歌舞伎町に開設されたのは、臨時の梅毒の検査会場です。去年の東京都内の梅毒報告数は3677件と調査を開始して20年あまりで最多となったことから、早期発見につなげるべく開設されました。特に、20代から50代の男性、20代の女性が多くを占めているということです。

臨時の検査会場は繁華街など会場を変えて今月、あわせて7日間開かれます。定員は1日40人で事前予約制ですが、匿名で検査を受けることができ、費用は無料で、結果は検査から30分ほどでわかるということです。

また、保健所などでも通年で無料、匿名で検査を行っているということです。

都の担当者は、「梅毒は一般の女性にも広がっている。早期発見が難しいので、ぜひ検査を受けていただきたい」と呼びかけています。