海岸に大量の…イワシの“骨” 去年は死骸が… どこから? 北海道・函館
4日ごろから北海道函館市の海岸に、イワシの骨やウロコが大量に打ちあげられています。実はこの場所、去年12月、大量にイワシが打ち上がっていた海岸です。その約1か月後に流れ着いたイワシの骨。どこから来たのでしょうか。
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雪が舞う北海道函館市の海岸。一面に広がっていたのは骨で、全部イワシの骨やウロコ。4日ごろから大量に打ちあげられていました。
実はこの場所、去年12月、大量にイワシが打ち上がっていた海岸です。
記者(去年12月)
「沖の方を見ますと、波ではなく、イワシが打ち寄せてきています」
その後、手作業や重機などで回収作業が行われ、陸上に漂着していたイワシ約540トンを処分していました。その約1か月後に流れ着いたイワシの骨。どこから来たのでしょうか。
函館市農林水産部水産課 佐藤貴洋さん
「昨年12月に函館市の海岸に大量に漂着しているんですが、その際にとりきれなかったイワシが海の中、もしくは砂の中で分解されて、残ったウロコと骨がいま現在流れ着いていると思われる」
函館市によるとこの海岸は、漂着物がたまりやすい地形だということです。市では今後、数日おきに職員が海岸の見回りを続け、撤去することなども検討しています。