全日空、4日は2便を除き通常運航の予定 国内線“システム不具合”で3日は遅れや欠航相次ぐ
3日に全日空は国内線システムの不具合で、遅れや欠航が相次ぎましたが、4日は2つの便を除き、通常運航の予定です。
全日空によりますと、3日午後2時すぎ、搭乗手続きなどを行う国内線のシステムに不具合が発生し、一時すべての便で手続きができなくなりました。
その後、手続きは再開されましたが、多くの便が遅れたほか、羽田空港発着便を中心に55便が欠航し、予約していたおよそ6700人に影響が出ました。
また、ホームページの発着案内の運航状況や予約便の情報を伝えるアプリなどにも不具合が起き、欠航や遅延などの案内ができていないとしています。
4日は乗務員の配置を理由に2便に遅延が出ますが、ほかは通常通りの運航を予定しているということです。
トラブルを受け、全日空の井上社長は謝罪し「原因は調査中で、明らかになり次第、速やかに報告する」としています。