県産の養殖イワガキのブランド名が「ふくい岩がき」に決まりました。ぷりっとした身と濃厚な味わいが特徴で、6日から県内の民宿や飲食店などで味わうことができます。

■リポート･松田佳恵キャスター
「大きいですね。身がふっくらしてます。いただきます」
「つるんとぷりんとした食感でとってもおいしいです。かむと濃厚なうま味が口いっぱいに広がります。まさに海のミルク。おいしい。磯の香りがまた爽やかですね」

北陸新幹線の県内開業を見据えて、県などでは5年前からイワガキの試験養殖に取り組んでいて、現在は嶺南地域のおよそ40軒の養殖業者がロープにつって育てる垂下方式と専用のカゴに入れて育てるシングルシード方式で育てています。

小浜市内で4日、お披露目会があり、流通業者や飲食店などの関係者が大きく育ったイワガキを味わいました。

■漁業関係者
「食感もすごくあって、非常に濃厚な味がして、素晴らしいと思う」

■福井県農林水産部水産課 中嶋登主査
「若狭の海の新しい魅力として、県外から来られるお客さんに味わって、是非楽しんでいただければと思う」

さまざまな料理に使える幅広いサイズがあり、今シーズンはおよそ1万個の出荷を見込んでいます。