敦賀へようこそ クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」乗客を市民がもてなす
大型のクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が敦賀港に寄港し、気比神宮前では道路を歩行者天国にするなどして、世界各国の旅行客をもてなしました。
全長290メートル、乗客定員2700人のイギリス船籍の大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」。
今月1日に横浜港を出港し本州を反時計回りに一周する10日間のクルーズで5日朝敦賀港に寄港しました。
旅行客を出迎えた高校生
「初めて見た。 大きくてとてもびっくりした。」「これをきっかけに敦賀のことをもっと知ってもらえたらうれしい。」
訪れた旅行客は、早速大本山永平寺と一乗谷を巡るツアーに参加したほか、敦賀市内をまわる無料のシャトルバスに乗って気比神宮などを訪れていました。
アメリカからの旅行客
「とても素晴らしい時間」
ブルガリアからの旅行客
「ベリーグッド!ベリーハッピー!」
今回は、市が気比神宮の前の道路を歩行者天国にして、飲食ブースなどが並びました。
県によりますと、今回のダイヤモンド・プリンセスの寄港による経済効果はおよそ4000万円と見込んでいて、記録的な円安の中で買い物需要が期待されます。
ところで、コロナ禍以降、敦賀港へのクルーズ船の寄港は年に2回程度ですが、県では国内外のさまざまなクラスの旅客船を積極的に誘致して、年に10回の寄港を目指します。