電気 通信設備被災を想定して警察が災害時初動訓練
ドローンを飛ばして被災状況を確認(23日あわら警察署)
震度6弱の地震であわら警察署のインフラ設備が被災した状況を想定して訓練が行われ、災害時の初動を確認しました。
あわら市は能登半島地震で震度5強の地震が観測され、けが人が出たほか、家屋倒壊の被害もありました。
訓練にはおよそ50人の署員らが参加し、警察署の電気や通信といった設備が被災した想定で行われ、ドローンを飛ばして管内の状況を把握し、家屋に取り残された人を迅速に救助するなど手順を確認しました。また署員らはチェーンソーや電動カッターの使い方も学びました。
あわら警察署 福岡浩警備課長
「署員の災害対処能力は向上した。震災はいつ起こるかわからないので出来る限り初動にあたりたい。」
あわら署では1月の能登半島地震の際には約25分で署員が集まり、パトロールなどに取り組んだということです。
これから出水期に入り、災害発生のリスクが高まるため、訓練を継続して熟度を高めていく方針です。