武生商工高校に実習用の工具贈る 銀行のSDGs私募債を活用 モノづくり教育を支援 鯖江市の電気工事会社・三和電工社
生徒たちと談笑する笹木社長(左)=18日午後3時、越前市の武生商工高校
モノづくり教育を支援しようと、鯖江市内の電気工事会社が銀行の私募債を活用して、武生商工高校に実習用の工具を寄贈しました。
越前市の武生商工高校で18日、寄贈式が行われ、三和電工社の笹木吉右ェ門社長が大正公丹子校長に目録を手渡しました。
モノづくり技術が集積する丹南地域の工業高校を支援し、社会課題の解決につなげようと、福井銀行のSDGs私募債を活用して手数料の一部を寄付に充てたものです。
■武生商工高校の生徒
「いただいたものを使い、これから地域社会に貢献できる大人になっていきたい」
今回贈られたのは木材やアルミを切断する電動のこぎりやラベル作成機で、探究学習の授業で役立てられるということです。