県内は3月にも関わらず、記録的な暖かさとなりました。小浜と美浜では、気温が25度を超えて今年初の夏日に。各地で3月の観測史上最高を記録しました。

広い範囲で高気圧に覆われた25日の県内。午前中から各地で気温が20度を超え、坂井市内では春休み中の子どもたちがサッカーや水遊びを楽しむ姿がみられました。

■小学6年生の男子児童
「(水浴びして)あ～、マジで冷たくて気持ちいい」
■小学6年生の男子児童
「タオルで拭き取らないと汗が垂れてくる」

■園児
「(川の水に入って)冷たい」

午後になっても気温はぐんぐん上がり、小浜と美浜では今年初の夏日を記録。日中の最高気温は、小浜で26度、美浜で25.4度、福井で24.1度などを観測し、6月中旬並みの暖かさとなりました。

■小浜市民
「すごく暑いです。着るものにも困ってしまう。異常天気が今年は続くかもしれないなという予感はしますね」

一方、季節外れの暖かさに加えて、県内では黄砂が観測されました。

■保護者
「花粉とか黄砂が気になる。とりあえずマスクしたり、家に入る時に払ったり。ちょっとでも軽減できたら」

福井市内のガソリンスタンドには、車に付着した黄砂を落とそうと、洗車に訪れる人が相次ぎました。

■帰省前に洗車した人
「黄砂ですかね、いろいろ付いて汚れていた。すっきり、きれいになりました」
■出かける前に洗車した人
「洗車が楽しかった。気持ちよく出かけられる」

気象台によりますと、この季節外れの暑さはいったん落ち着き、26日(水)の予想最高気温は福井で19度、敦賀で18度となっています。なお、県内はあすも黄砂予想が発表されていて、洗濯物への付着などに注意が必要です。