拉致被害者の即時帰国「日本政府が主導を」 地村保志さん総理と面会し要望 進展のない日々続くことに懸念
北朝鮮による拉致被害者で小浜市の地村保志さんが石破総理と面会し、日本政府が主導する形で1日も早く問題を解決するよう求めました。
地村保志さんは19日、救う会福井のメンバーとともに総理大臣官邸で石破総理と面会し、北朝鮮による拉致被害者の即時帰国を願う署名簿を手渡しました。
■拉致被害者 地村保志さん
「日本政府におかれましては、アメリカとの協議も必要だと思いますけども、日本政府が主導して早期解決に向けて努力していただきたいという風にお願い申し上げます」
地村さんは、残る被害者や家族にとっては全く進展のない歳月だったと訴えました。これに対し石破総理は、政府として全力を挙げて立ち向かっていくと伝えました。帰国を待つ家族のみならず、拉致被害者本人の高齢化も進む中、1日も早い問題解決が求められます。