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水際対策が緩和 海外で年越しに“出国ピーク” 各地では新年迎える準備進む カワウソが「初詣」練習も…

2022年12月28日 21:06
水際対策が緩和 海外で年越しに“出国ピーク” 各地では新年迎える準備進む カワウソが「初詣」練習も…

水際対策が大幅に緩和されて迎える年末年始。28日、海外に出国する人がピークを迎え、空港の出発ロビーは多くの人で混雑していました。一方、岩手・紫波町で町役場に10.5キロの鏡餅が贈られるなど、各地で新年を迎える準備が進んでいました。

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28日、羽田空港・国内線の出発ロビーには、年末年始の帰省や旅行などに向かう大勢の人たちの姿がありました。

北海道に帰省する家族
「北海道に向かいます」
「帰省します。初めてだね、雪」

青森に帰省する家族
「実家の青森に帰ります」
「いとことおしゃべりしたいです」

また、国際線のターミナルでは、久しぶりの海外旅行を楽しみにする人もいました。

友人同士でアメリカへ行く人
「アメリカに行きます」
「ディズニーに行きます。あとグランドキャニオンとか」

家族でヨーロッパへ行く人
「コロナ前から行ってませんので、3年ぶりぐらいかな。家族がヨーロッパに住んでいるので、向こうで会えるのがすごく楽しみです」

水際対策が大幅に緩和されて迎えた初の年末年始です。千葉県の成田空港では、28日だけで2万5600人が出国する見通しで、ピークを迎えています。

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28日も含めて今年もあと残すところ4日となり、各地で新年を迎える準備が進められていました。

岩手・紫波町の町役場には、農家から地元のもち米を使った大きな鏡餅(5升の鏡餅と7升の鏡餅の2つ)が贈られました。その重さは、5升の鏡餅が7.5キロ、7升の鏡餅が10.5キロもありました。

紫波町 熊谷泉町長
「(米の)産地ということで、町の誇りでもあります」

贈呈式に招待された地元の園児には、切り餅をプレゼントしました。

――何味のおもちが好き?

園児
「きなこ」

――どれくらい食べたい?

園児
「100個」

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うっすら雪が残る福井・坂井市の寺「称念寺」では、一足早い除夜の鐘つきが始まりました。28日朝、住職と一緒に鐘をついたのは地元の園児たちです。

地元の園児
「かっこいい1年生になれるように鐘を鳴らしました」

称念寺では、コロナ禍もあり、分散して除夜の鐘をつくよう呼びかけています。大みそかまで時間を問わず、誰でも自由に鐘つきができるということです。

   ◇

東京・港区にある水族館「マクセル アクアパーク品川」で開館前に登場したのは、コツメカワウソの「たいよう」くんです。お正月に初お披露目する「初詣」のトレーニングが行われていました。お参りを済ませたらおみくじに挑戦。器用に抱えて飼育スタッフに渡します。

マクセルアクアパーク品川・飼育スタッフ 須賀愛望さん
「皆さんに少しでもお正月気分を味わっていただき、その中でコツメカワウソの生態や魅力を感じていただければと」

手先の器用さや新年の抱負を述べる鳴き声などが披露される「たいよう」くんの初詣は、新年1月1日から9日まで行われます。

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