福島市の高湯温泉でホテル関係者3人が死亡する事故 3人の死因は硫化水素中毒と判明
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福島市の高湯温泉で、源泉管理のために山に入っていたホテルの関係者3人が死亡した事故で、警察は3人の死因が硫化水素中毒と判明したことを発表しました。
この事故で死亡が確認されたのは、福島市にある高湯温泉のホテルの支配人、椛島豊久さん(63)、ホテルを運営する会社の常務、星野博人さん(56)、会社員の佐藤幹也さん(67)の3人です。
3人は、17日午後2時から1キロほど離れた山の中にある源泉の管理に向かいましたが、夜になっても戻って来ず、18日朝から警察と消防が捜索にあたりました。
3人はホテルから数百メートル離れた山道に倒れていて、亡くなっていたということです。
当初の調べでは、3人が倒れていた場所は硫化水素などの有毒ガスの濃度が高い状態で、滞留していたガスの影響を受けた可能性が高いとされていました。
警察は21日、3人の死因について、硫化水素中毒と判明したことを発表しました。