那覇市長選 自公推薦の知念覚氏が初当選
任期満了に伴う沖縄県那覇市の市長選挙は、無所属の新人で、自民党と公明党が推薦した前副市長の知念覚氏が初当選しました。
知念氏は、8年にわたる副市長としての行政経験を強調し、玉城県政を支える「オール沖縄」勢力が擁立した前県議の翁長雄治氏に、およそ1万票の差をつけて初当選しました。
翁長氏は4年前に知事在任中に亡くなった翁長雄志氏の二男で、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設反対を掲げる「オール沖縄」側の市政継承を訴えましたが、今期限りで引退する現職の城間幹子市長が、知念氏の支援に回るなど、足並みの乱れが響きました。
県都での市長選の敗北は、玉城県政にとっても痛手となりそうです。