北九州市の平尾台で野焼き 黒く焦げた大地が新たな芽吹き待つ
平尾台で野焼き
国内有数のカルスト台地・北九州市の平尾台で10日、春の訪れを告げる恒例の野焼きが行われました。
北九州市小倉南区の平尾台の野焼きには地元の住民や警察、消防などおよそ280人が参加し、午前10時半、枯れ草に火がつけられました。野焼きは害虫駆除や景観の維持を目的に毎年この時期行われています。火はゆっくりと広がりながら平尾台の地面を黒く焦がしました。
野焼きが行われたのはおよそ340ヘクタールで、枯れ草が焼き払われた地面には草花が芽吹き、5月ごろには鮮やかな緑に覆われるということです。