「赤ちゃんポスト」運営を支援 東京の団体が慈恵病院に88万円寄付
親が育てられない子どもを匿名でも受け入れる「こうのとりのゆりかご」、いわゆる「赤ちゃんポスト」の運営を支援しようと、東京都の団体が19日、クラウドファンディングで集めた資金を熊本市の慈恵病院に寄付しました。
東京都に拠点をおく「全国47都道府県に赤ちゃんポストを広める会」は、今年4月から6月にかけて赤ちゃんポストの事業者を支援するためのクラウドファンディングを実施しました。その結果、全国各地の91人から約130万円が集まり、このうち約88万円を熊本市の慈恵病院に寄付しました。
団体の代表を務める佐藤匡史さんは、赤ちゃんポストや病院にのみ身元を明かして出産する「内密出産」の法制化に向けた支援をしたいとしています。
東京都に拠点をおく「全国47都道府県に赤ちゃんポストを広める会」は、今年4月から6月にかけて赤ちゃんポストの事業者を支援するためのクラウドファンディングを実施しました。その結果、全国各地の91人から約130万円が集まり、このうち約88万円を熊本市の慈恵病院に寄付しました。
団体の代表を務める佐藤匡史さんは、赤ちゃんポストや病院にのみ身元を明かして出産する「内密出産」の法制化に向けた支援をしたいとしています。
■全国47都道府県に赤ちゃんポストを広める会 佐藤匡史代表
「財政的にもそうですし、いわゆる世論を作っていくためのお手伝いができないかと。そういう仕組みづくりを少しずつ始めようと思う」
団体は、今年度中に一般社団法人を立ちあげ、継続的な支援体制をつくりたいとしています。