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地震影響で漁獲量厳しい中 カニ給食実施 射水市の小学校 富山

2024年10月8日 16:11
地震影響で漁獲量厳しい中 カニ給食実施 射水市の小学校 富山
射水市の小学校で恒例の「カニ給食」が行われ、児童がベニズワイガニを味わいました。

能登半島地震の影響で漁獲量の減少が懸念されていますが「地元の味を楽しんでほしい」という、漁師らの強い思いで2024年も行われました。

小杉小学校6年生の給食に登場したのは、児童の顔よりも大きなベニズワイガニ。

「カニ給食」は2003年から毎年行われていて、2024年で22回目です。

ほとんどの児童が一人一匹を丸ごと食べるのが初めての体験ということで、悪戦苦闘しながらきのう獲れたばかりの新鮮なカニを味わいました。

「おいしい」
「めっちゃおいしいです」
「むくのが苦手やけどおいしいです」

学校にカニを提供している新湊漁業協同組合によると、2024年1月の能登半島地震以降、ベニズワイガニの漁獲量が減少しているということですが、今回は地元の漁師たちの「行事を続けたい」という思いで実現しました。

カニは射水市内のこのほか14の小学校でも振舞われる予定です。
最終更新日:2024年10月8日 16:11
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