上関原発や、使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設計画の中止を訴える大規模な集会が山口市で開かれました。

山口市の維新公園で開かれた「上関原発を建てさせない山口大集会」には県内外からおよそ800人が参加しました。

集会ではまず、去年9月に亡くなった上関原発を建てさせない祝島島民の会の清水敏保・前代表を偲び黙とうが行われました。

集会は上関原発建設計画の中止を求め2014年から開催されていて、原発事故があった福島の現状や県内の反原発運動について報告されたほか、「素晴らしい自然を残すためにともに闘う」などといった集会宣言が採択されました。

（上関原発を建てさせない山口県民連絡会　木村力共同代表）
「県や上関町の原発マネーの中毒になりかけているそういう症状を治すための注射針として頑張りたい」

集会の最後には「奇跡の海」と書かれた紙を掲げるパフォーマンスも行われ原発計画などの白紙撤回を訴えました。