地震で地盤緩んだ石川県輪島市 梅雨時期を前に土砂災害警戒パトロール
能登半島地震で大きな被害が出た石川県輪島市では、土砂災害などの危険がある場所のパトロールが行われました。
毎年この時期に行われている県や消防・警察などによる合同パトロール。
一行が最初に向かったのは奥能登で一番大きいという水防倉庫です。
元日の地震でシャッターが歪みましたが、機能面で問題がないことが確認されました。
毎年この時期に行われている県や消防・警察などによる合同パトロール。
一行が最初に向かったのは奥能登で一番大きいという水防倉庫です。
元日の地震でシャッターが歪みましたが、機能面で問題がないことが確認されました。
次に向かったのは輪島市三井町で発生した地すべりの現場です。
大量の雨水が染みこむと、再び地すべりが発生する危険性があるということで、県では新たな対策を講じていました。
大野裕輝 記者:
「こちらの赤いランプは奥の地すべりに関係があるといいます。一体、何に使われているのでしょうか」
現場の周辺に設置された赤いランプ。
1時間に2ミリ以上、斜面が動き続けるとセンサーが感知し、住民に避難を促す仕組みになっています。
県 奥能登土木総合事務所・守田 裕 次長:
「地震の影響で地盤がゆるんでいるところがあり土砂災害に関してはより一層の注意をしていただきたいと思います」
県ではこのパトロールを踏まえて関係機関から出た意見を集約し、二次災害の抑止に努めていきたいとしています。