バイク愛好家が事故撲滅を目指しイベント 400台以上がズラリ…自動車学校による安全講習も
バイク愛好家が集まり、交通事故の撲滅を目指すイベントが14日、薩摩川内市で開かれました。薩摩川内市の川内川の河川敷に並ぶのは400台以上のバイク。
このイベントはバイク愛好家が集まるSNSのコミュニティグループがバイクの事故を撲滅しようと開きました。
会場には薩摩川内警察署の白バイが展示され、家族連れが記念撮影を楽しんだほか、ライダー向けの「着用するエアバッグ」の試着体験も行われました。
(体験した人)
「おーすごい!体ががっしりホールドされている」
また、谷山中央自動車学校の教官による安全講習も行われました。
(谷山中央自動車学校の教官)
「膝がガバガバ開いて運転する。これは大変よくありません。膝はしっかりとしめる。バイクのバランスをとるには人車一体」
正しい運転姿勢を示したり、等間隔に置かれたコーンを左右にバイクを傾けながらかわすスラロームを実演し、安全な運転を呼び掛けました。
(バイク鹿児島・稲森直人さん)
「安全運転を考える人が1人でも増えていけば、あまりいいイメージがないのでバイク乗りって。イメージも変えていきたい」
県警本部によりますと、県内では去年、バイクの事故が431件あり、5人が死亡、400人がケガをしたということです。
来場者は改めて安全運転に対する意識を高めていました。