南さつま市の“超早場米”「金峰コシヒカリ」稲刈り始まる
南さつま市金峰町では、通常の早場米よりもさらに早い、超早場米と呼ばれる「金峰コシヒカリ」が栽培されています。
東馬場伸さんの田んぼでは、2月下旬に植えた金峰コシヒカリの稲刈りが8日から始まりました。炎天下の中、黄金色に実った稲穂をコンバインを使って刈り取っていました。
国産米は、去年の記録的な猛暑の影響で全国的に不足が続いています。東馬場さんも暑い日には温度を下げるために田んぼの水の量を増やして、近年の夏の暑さに耐えていると話していました。
(東馬場伸さん)
「これ以上の高温になれば米自体にも影響が出てくる。米不足という言葉が出ているがいかに早く消費者へ安心安全な米を届けるか農家も努力をしているところ」
南さつま市の金峰コシヒカリは天候不順の影響で例年に比べると収穫量はやや少ないものの、米の出来は上々で、今週末から販売されるということです。