おながわ春のまつり 家族連れでにぎわう<宮城・女川町>
宮城県女川町では23日、恒例の「おながわ春のまつり」が開かれ、家族連れでにぎわっている。(イベントは午後4時半頃まで予定)。
今回で3回目となる「おながわ春のまつり」。女川町まちなか交流館近くの会場では、地元で獲れた海産物や焼きそばなどを販売する店が並び、午前中から多くの家族連れでにぎわっている。
「おながわ春のまつり」は、東日本大震災直後の5月に町民らが町の復興を願い始まったイベントを改称したもので、新型コロナの影響があった期間を除いて、毎年開かれている。特設ステージでは、町民を中心に構成される団体の獅子振りが披露された。
<訪れた親子>
「すごく雰囲気も良くて町が大きくなっているのを見てうれしい」
午後には、東日本大震災を教訓に津波避難の大切さを伝える「津波伝承女川復幸男」のイベントが行われ、約110人が高台に逃げる速さを競う。