去年収穫されたコメの味や香りなどを評価する食味ランキングが発表され、県内で生産された「つや姫」が最も評価の高い「特A」に選ばれた。

食味ランキングはコメの味や香り、粘りなど6項目を評価するもの。

日本穀物検定協会が行っているもので、県内の米は2024年、それまで19年続いていた「特A」の獲得を逃していた。

今回は全国から143のコメがエントリーされ、このうち、県内産のコメでは、つや姫が「特A」。
ひとめぼれが「A」、ササニシキが「A’」となった。

県産米のPRなどを行う宮城米マーケティング推進機構は、「つや姫が特Aとなったことはいい結果だと思っている」「結果を1つの評価として受け止めて、今後も市場から求められるお米を届けていきたい」としている。

一方、全国的なコメの価格高騰に伴って来月には備蓄米の放出が予定されていて、市場価格にどのような影響がでるか、注目される。