元受刑者らの更生を支援する団体が、支援への理解を深めてもらおうと、仙台市内で講演会を23日行った。

この講演会は、刑務所を出所した元受刑者らに就労支援など更生を後押しする「日本財団職親プロジェクト」が企画した。

23日は、宮城県内の経営者や刑務所の職員らおよそ80人が参加し、団体の中井政嗣代表が「更生は一人ではできない。受け皿となる社会が必要」などと伝えた。

日本財団職親プロジェクト・中井政嗣代表
「彼ら(元受刑者)の人生を、これから支えてやっていただきたい。受刑者の就労支援が当たり前の様なそんな社会になって欲しい」

宮城県内では、この支援団体に8つの企業が加盟していて、これまでに元受刑者4人の就業支援を行っているという。