<大きくて糖度が高い!>ナシの産地・蔵王町 全国に向けたナシの出荷始まる(宮城)
宮城県内一のナシの産地・蔵王町では、23日から全国に向けた出荷が始まった。
蔵王町では、70軒ほどの農家が年間およそ1000トンのナシを生産している。
出荷を前に、生産者などおよそ50人が今シーズンの安全な作業を祈願した。
初日の23日は、早生品種の「幸水」およそ4トンが運び込まれると、光センサーなどを使って糖度や大きさごとに選別され、次々と箱詰めされていった。
今シーズンは天候に恵まれ、霜の被害や高温障害といった目立った被害も確認されず、1週間ほど早く生育が進み、大きくて糖度の高いナシに仕上がっているという。
JAみやぎ仙南蔵王地区ナシ部会・齋藤秀俊部会長
「8月に入りまして雨も降りまして、かなり玉の肥大もあり、みずみずしく甘いナシに仕上がっております」
蔵王のナシは、仙台をはじめ、東京、大阪、石巻などに出荷されるという。