【同性カップル婚姻届け提出】 仙台市「受理できるか協議する」 国内で受理されたケースなし
6日、同性カップルとして婚姻届を提出したのは仙台市内に住む小浜耕治さん(61)。性的マイノリティを支援する団体の共同代表であり、当事者でもある小浜さんは、およそ30年間、今回、婚姻届けを出した男性パートナーと生活してきた。
仙台市は結婚に相当する関係と自治体が認める「パートナーシップ制度」の導入を進めているが、法的な拘束力がなく相続が認められないなど不十分な部分があることや、自分やパートナーが高齢であることなどから婚姻届けの提出を決めた。
小浜耕治さん
「家族として認められ病状の説明であるとか、意思決定が彼ができないときに、代わりに私がホントにできるのか」
仙台市「受理できるか協議する」
仙台市で同性パートナー同士が婚姻届けを出すのは初めてで、市は受理できるか協議を進めている。
一方、国内で受理されたケースは無く、小浜さんは認められなかった場合には「婚姻の自由を侵害する憲法違反」として仙台家庭裁判所に対し不服申し立てを行う方針。