高齢化で認知症患者も増加 専門学生が「認知症サポーター養成講座」を受講 島根県松江市
島根県松江市の専門学校で、6月18日、認知症サポーター養成講座の授業が行われました。
松江市の松江栄養調理製菓専門学校では、厚生労働省の制度を利用した「認知症サポーター養成講座」の特別授業がはじめて開催され、栄養士コースの1年生31人が講義を受けました。
高齢化が進む中、認知症の患者数も増加していて、学生が認知症を正しく理解し、食事面からもサポートできる人材の育成を目指します。学生たちは、認知症の症状や患者の行動接し方などを学びました。
学生
「病院であったり、高齢者施設での調理や献立作成を目指しているので、そういった患者さんに合わせた食事の提供であったり、食べ方であったり、そういったところを学んでいけたらなと思っています」
専門学校では、今後も栄養士コースだけでなく、ほかの学生にも学ぶ機会をもってもらえるよう授業を計画していきたいとしています。