“マイナ免許証”の交付始まる 更新で「情報が消去される」システムも…メリットや注意点は?
きょうからマイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」の運用が始まりました。
青森市の県運転免許センターでも早速訪れた人たちが交付を受けていました。
マイナンバーカードを運転免許証として利用できる「マイナ免許証」はきょうから運用が始まりました。
青森市の県運転免許センターでも訪れた人たちが早速手続きを進め、交付を受けていました。
★マイナ免許証が交付された男性
「携帯の中に免許証を入れているんですよ。今度はどこに行ってもこれひとつで免許証にもなるし、保険証にもなるし便利だと思っています」
今日から免許証の持ち方はマイナ免許証のみと従来の免許証のみ、それに両方を持つことの3つから選ぶことができます。
マイナ免許証のみとした場合のメリットは、引っ越しなどの際に警察署に行かなくても市役所や役場で免許証の住所変更が可能になるほか、取得や更新の手数料が安くなります。
一方、一体化したあとも運転免許証とマイナンバーカードのそれぞれに有効期限があるため注意が必要です。
またことし秋ごろまではシステム上「マイナ免許証」を取得したあとに、マイナンバーカードの更新をすると免許証の情報が消去されるため再び紐付ける必要があります。
★県警察本部運転免許課 佐藤健志次長
「生活にあわせてマイナ免許証にするのか、従来の免許証だけ持つのか、マイナ免許証と従来の運転免許証の2枚持ちにするのか、それぞれご自身が考えていただいて検討していただければと思います」
警察庁はシステムが改善されることしの秋ごろまでマイナンバーカードを先に更新するよう呼びかけています。