県営野球場に代わる新しい「ボールパーク」についてです。
プロ野球の公式戦ができる規模とすることや、人工芝の屋内練習場を整備することなどが盛り込まれた検討会議の報告書がまとまりました。

県は老朽化が進んでいる青森市安田の県営野球場に代わり新しくボールパークを整備する方針です。
検討会議で了承された報告書案では、公共交通機関でアクセスしやすいなどにぎわいの拠点として効果が最大化できる観点から整備場所は青森市としました。
そしてプロ野球公式戦が開催できることを念頭に、座席は1万5千から2万席としています。
また人工芝の屋内練習場を隣接させるほかボルダリングやバスケットなど野球以外のスポーツもできること。
冬のアクティビティーや音楽イベントも楽しめる施設として整備することなどが盛り込まれました。
ドーム球場にするかは言及されませんでした。
報告書の内容は県がことし10月をめどに策定する基本計画に反映されます。

★青森大学 教授　ボールパーク整備検討会議　沼田郷委員長
「皆さんからいただいた意見を可能な限り盛り込むことができた」
「今後はこれをベースに議論を深めて実際のボールパークの建設に進んでいっていただければ」

工事の着工は早ければ2028年度という前倒ししたスケジュールも新しく示されました。