県内初 CLT工法を使った4階建ての木造集合住宅が完成 木材の需要アップに期待【高知】
CLT工法を使った高知県内初の4階建ての木造集合住宅が完成し、このほど県内外の建築関係者を集めた研修会が開かれました。
いの町に2月に完成した木造の集合住宅。県内初となるCLTパネル工法で建てた4階建ての木造集合住宅です。
CLTとは、木の板を繊維方向が直交するように貼り合わせた木造パネルのこと。特徴は地震に強く、施工が早いことに加え、鉄筋コンクリートよりも軽く、基礎工事のコストが減るといった利点もあります。
この日、開かれた建物の完成研修会には県内外の建築関係者などが集まり、施工業者などによるCLT建築に関する説明に熱心に耳を傾けていました。
■響建設・丁野敏明社長
「純木造の4階建てということで、 CLTパネルができて使えるようになったことがこういう可能性ができたと思っています。 建物は人が使うものですので、 室内環境を良くするためにもこういったCLTパネル構造は有利じゃないかと思います」
また県では、木材利用などを目的として環境価値の高い建築物を認定する「高知県環境不動産」の制度を設けており、この集合住宅が第1号の認定となる予定です。
■県木材産業振興課 曽我康さん
「こういった建物の骨格に木材を使っていただくというところで、木材の需要が増えていくものと思っていまして、このような住宅が増えていくこと、住宅以外でも商業施設であったり、いろんな用途に(木材が)使われていくことを願っています。」
今後も官民が連携しながら、木造建築物の推進を図っていくということです。
いの町に2月に完成した木造の集合住宅。県内初となるCLTパネル工法で建てた4階建ての木造集合住宅です。
CLTとは、木の板を繊維方向が直交するように貼り合わせた木造パネルのこと。特徴は地震に強く、施工が早いことに加え、鉄筋コンクリートよりも軽く、基礎工事のコストが減るといった利点もあります。
この日、開かれた建物の完成研修会には県内外の建築関係者などが集まり、施工業者などによるCLT建築に関する説明に熱心に耳を傾けていました。
■響建設・丁野敏明社長
「純木造の4階建てということで、 CLTパネルができて使えるようになったことがこういう可能性ができたと思っています。 建物は人が使うものですので、 室内環境を良くするためにもこういったCLTパネル構造は有利じゃないかと思います」
また県では、木材利用などを目的として環境価値の高い建築物を認定する「高知県環境不動産」の制度を設けており、この集合住宅が第1号の認定となる予定です。
■県木材産業振興課 曽我康さん
「こういった建物の骨格に木材を使っていただくというところで、木材の需要が増えていくものと思っていまして、このような住宅が増えていくこと、住宅以外でも商業施設であったり、いろんな用途に(木材が)使われていくことを願っています。」
今後も官民が連携しながら、木造建築物の推進を図っていくということです。
最終更新日:2025年3月19日 18:04