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よさこい祭り 受賞の常連チーム『ほにや』『とらっくよさこい(ちふれ)』をご紹介!【高知】

2024年8月7日 18:58
よさこい祭り 受賞の常連チーム『ほにや』『とらっくよさこい(ちふれ)』をご紹介!【高知】
第71回よさこい祭りが、いよいよ8月9日の前夜祭で開幕します。5日の週はシリーズで注目のチームや祭りの見所を紹介しています。
今回は、受賞の常連チームをご紹介。今年も華やかな舞で沿道をあっと驚かせてくれそうです。

「よさこい大賞」というナンバー1の栄冠をこれまで9回受賞している「ほにや」。祭りの最高賞「よさこい大賞」が設けられたのは1998年の第45回からで、大賞9回の受賞は数あるよさこいチームの中で最も多く、人気・実力を兼ね備えている飛び抜けた存在です。
去年も「金賞」を受賞。31回目の出場となる今年も華麗な舞と圧巻の隊列美で沿道を魅了します。

6日の夜、高知市の帯屋町アーケードで本番直前の全体練習が行われました。
ほにやが観客を魅了する理由の1つ目が「ほにや節」とも言われる特徴的なフレーズです。
おなじみのフレーズで沿道を巻き込む瞬間は、踊り子だけでなく観客も最高潮に達します。
魅了する理由の2つ目が、鳴子の揃った音色です。
通常の鳴子よりも少し大きく扇型に設計されたオリジナルの鳴子。そろった音を生み出すために、鳴子にも工夫を凝らしていました。

今年の踊りのテーマは「彗星のオペレッタ」。
歌を中心とした劇「歌劇」を見た気分になるような4分半の舞に挑戦していて、練習を重ねながら何度も何度も振り付けを変えていきます。6日の夜も細かい部分までこだわりながら動きを確認していました。そこに妥協は一切ありません。
今年の踊り子は150人。5月下旬から練習を始め、7月からは毎日練習を続けているそうです。

前へ前へ進むよさこいの精神を大切にしてるほにや流よさこい。観客の笑顔がチームの力の源です。今年はどんな仕掛けで沿道を驚かせてくれるのでしょうか。
今年の夏も「踊らにゃなそんそん」。高知のストリートをほにやカラーで彩ります。


続いては、去年よさこい大賞に輝いたとらっくよさこい(ちふれ)。
コロナ禍の祭りの中止を挟んで2019年と去年の2回連続の大賞で、節目の結成10周年を迎える今年3連覇を狙います。

とらっくといえば遊び心あふれる衣装。
7月26日、踊り子に今年の衣装がお披露目されました。今年は前面にウサギ、背中側にはオオカミが描かれています。
ウサギは去年のチーム、オオカミは今年のチームを表現していて、オオカミのようにウサギにかみついて3連覇を達成するという強い意志が込められていて、生地にもこだわりがあるそうです。
26日は壇上でインストラクターが新しい衣装を着て演舞を披露しました。

とらっく名物「よいさ!ほいさ!」のノリのよいフレーズと圧巻の演舞で沿道を虜にし、観客を巻き込みます。今年のテーマは「御気楽続々」。見る人に「ぞくぞくしてほしい」という思いが込められています。

8月3日、全体練習を行ったとらっく。今年の踊り子は150人で、練習は6月からスタートし、7月下旬からは毎日練習を続けています。
練習を重ねながら何度も振り付けをより良いものに変えていき、少しの狂いもなく踊りが合うまで何度も繰り返して舞を完成させていきます。

チームコンセプトは「踊る人も観る人も一緒に喜び楽しみ合えるチーム」。お祭り気分を盛り上げるテンポの良い軽快な音楽と、鮮やかな色彩の衣装を活かした小粋な振り付けに合わせて、踊り子が一丸となって土佐の夏を彩ります。

去年、よさこい大賞に輝いたとらっくよさこい(ちふれ)。チーム結成10周年の節目に3連覇を狙うこの夏。どんな舞いをみせてくれるのか、目が離せません。
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