19日、JR静岡駅南口駅前広場の再整備について有識者らが協議する委員会が開かれました。

協議を踏まえた静岡市の基本計画は3月末に策定・公表される見込みです。

有識者や地元関係団体などで構成される委員会ではこれまで静岡駅南口駅前広場の再整備について、検討を重ねてきました。

市は2月、基本計画の案を公表し駅前広場の面積が現在のおよそ2倍に、ロータリーを2つに分離し、西側がバス・タクシー専用、東側が一般車専用とする方針などを示したうえで市民を対象にパブリックコメントを実施しました。

19日の最後の委員会ではパブリックコメントの結果を踏まえ、基本計画の最終決定に向けて協議が行われました。

パブリックコメントでは「駐車場や駐輪場のスペースを増やしてほしい」など、83人から173件の意見があり、そのうち再整備に反対する意見は8件だったということです。

委員会の協議は概ね基本計画案に賛同の意見でまとまったうえで、「基本計画案に専門用語が多い」などの指摘がありました。

（中村英夫委員長）
最後の囲み「きょう静岡駅南口再整備の基本計画がほぼほぼまとまりました。（jmp）ハードなものを作ることが目的ではなく街づくりの道具として使っていく マネジメントする体制や仕組みを作る必要がある」

市はパブリックコメントや委員の意見を踏まえて、今月末をめどに「基本計画」を公表する方針です。