【記録的遅れ】伊豆早春の一大イベント「河津桜まつり」開花遅れで…3月9日まで9日間延長決定(静岡・河津町)
伊豆の一大イベントで、期間中80万人もの来場者が期待されている「河津桜まつり」。2024年のこの時期は、すでに見頃を迎えていましたが…。2025年は、ほとんど桜の花が咲いていません。
2025年の河津桜の開花は、2024年夏の猛暑や、暮れに雨が少なかったこと、さらに、先週の寒波も手伝って、記録的な遅れとなっています。
14日も、平日ながら、次々と観光バスが詰めかけていました。
満開の桜を期待して遠方から足を運んだ観光客は、残念そうに肩を落としながらも、ところどころにわずかに開いた桜の花を見つけては、盛んに写真を撮っていました。
(観光客・神奈川県から)
「せっかくこれを見に来たんですけど、残念ですね。いつも早かったり遅かったりするんで、ことしはちょうどいいと思ったんですが」
(観光客・神奈川県から)
「正直もっと咲いてると思った」
「自然のものだからしょうがない」
先週、日本列島を襲った強い寒波も、今週はいったん和らぐ中、13日、県の伊豆農業研究センターが開花予測を発表しました。これによりますと、木々が色づく二分咲きが、当初より2日遅れて3月1日に、満開は3月4日の見込みです。
これらの結果を踏まえ、14日、「河津桜まつり」の関係者が、2月28日までだったまつり期間の延長を協議しました。この結果、「河津桜まつり」の開催期間を9日間延長して、3月9日までとすることを正式に確認しました。