どうなる“費用負担”北海道新幹線札幌延伸…有識者25年度にも提言まとめる
北海道新幹線札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される函館線の函館・長万部間について、貨物路線の維持に向けた2回目の有識者会議が開かれています。
会議には有識者のほか、国交省や道の担当者などが参加しました。
JR北海道から経営分離される函館ー長万部間について、国や道など4者は貨物路線を維持する方向で一致しています。
維持には毎年数十億円が必要とされていて、費用負担のあり方などが話し合われています。
有識者会議は2025年度にも提言をまとめる方針です。
この区間を巡っては、道と沿線の7つの市町が旅客列車の存廃についても協議していて、維持されない場合は、並行在来線として全国初の貨物専用路線となります。